グランド(GND)

ぼちぼち勉強しているわけですが、機材も部品を集めていきなり実践というわけにも行かないので、とりあえず「Circuit Maker 6 Student Edition」というPC上でシミュレーションできるソフトウェアを使って見ています。
いろいろ試行錯誤してみていたらふと気がついたことが……
「GNDってなんだ?」
昔理科の実験をしたりしたときは、

┌─豆電球─┐
│       │
└─+電池-─┘

とかいう風にすると電気がついて、当然ちゃんと+と-がつながるように配線しないと豆電球がつかない(電気が流れない)ということで、なんか当たり前のようにそういう風に身についていますね。

ところが、電子回路の例を見て、Circuit Makerで実践してみたりすると、回路がぐるっとつながっておらず、両端がGNDというもので終わって途切れてしまったりしているものがある(というか大概そんなものばっか)。

┌──┐
+   │
電   □(抵抗)
池   │
−   ▽(LED)
│   │
GND GND

確かにこれでちゃんとシミュレーションできるし、それどころかGNDがないとエラーですとかいわれてしまうのですね。


どうやらこれは、プラスから出た電気は「役目が終わったら回路から消えていく」ということのようで、それを回路図で表すとGNDに吸い込まれて終わる、ということになるようです。
これは電源がたくさん出てきたり、ものすごく複雑な回路になってくるとかなり重要なものになるようです。
実際に現物で回路を作るときにはどうやるのかよくわかりませんが、とりあえずGNDは回路の終端に出てくるものだと覚えておくことにします。