FedEx80便

今日初めて映像を見ましたが、結構ひどい有様ですね。
パイロット2名も死亡と言うことで、痛ましい限りです。
2回バウンドしてバランスを崩したあげく、翼を引っかけてひっくりがえって……という感じです。
そんなに詳しくないのですが、映像を見ていると、最初のバウンドではかなり勢いよく地面にぶつかってるように見えます。着陸寸前で尻餅ついたと言うより、急激に叩きつけられたぐらいの勢いです。当時はかなり横風があったらしく、その対応のためにそれなりに速い速度で入ってきたんでしょうか。
ただ不思議なのは、1回目のバウンドで浮き上がったあと、またえらい勢いで地面に突っ込んでるのですね。聞きかじったところ、飛行機乗りのセオリーでは、ああいう時に無理に機首を下げたらだめなのだそうです。風だとか、制御系の問題だとか、色々憶測が出ているようですね。
いずれにしても、機長は12,800時間、副機長は6,300時間という飛行経験があったので、単純なミスだった……と考えるのにも抵抗がありますね(もちろん人間ですので偶発的なミスだったかもしれませんが)。


また、成田空港は建設段階からのいろんなことがあって、B滑走路が短かったり、横風用の滑走路がなかったりと、首都空港としてはどうなのよ、というのもあります。これまでこれほど大きな事故がなかったのはすごいことなのですけど、いざA滑走路で事故が起きてしまったら、大型機が離発着できなくなるって言うのはまずいですよね。


とにかく亡くなられたパイロットの方々にはご冥福をお祈りします。