自炊

本を読む、集めると言うことが好きなのです。
何千冊とまでは行かないし、本格的な収集家というわけでもなく、ちょっとずつ集まってくるのが好きなんですね。なので、基本的に本を捨てるというのが非常に抵抗があります。ドキュメントスキャナが一般的に出回りだしたときに、いわゆる「自炊」をしようかと思ったことがありましたが、やっぱり本を切り刻むというのも抵抗がありました。
本は本の形で並んでいる方がいいですよね。

ただ、仕事柄転勤が多いので本の扱いがそろそろめんどくさくなってきました。
日本国内であれば引っ越し屋さんでどうにかなるのでしょうけど、海外との行き来が多いので、輸送費用が馬鹿にならず、下手すると輸送費用で送る本をもう一回揃え直す、なんてことも可能かもしれません(笑)

で、背に腹は代えられず、思い切って今持っている本で、「どうしても本の形で持っておきたいもの以外」の本を自炊してみることにしたいと思います!

世の中には、本の裁断からPDF化までやってくれる業者や、裁断だけやってくれる所などもあり、いちどスキャポンというサイトを調べてみましたが・・・

  • 1冊あたり基本90円(350ページまで。350ページ以上は200ページごとに+90円)
  • 表紙のスキャンで+90円

といった感じになり、ちょっと文庫本を30冊ぐらいつかんでみて試算してみると、合計8,000円ぐらいかかります。送料も含めると、結局10,000円ぐらいかかりそうです。
「350ページ」というのがなかなか曲者で、つかんだ30冊の中には微妙に350ページを超えるものが多く、結局高くついちゃうんですよね。
さらにほかにも山ほど本があるため、いったいいくらかかることやら・・・

ということで、下記を購入予定です。

[rakuten:officeland:10006094:detail]

自炊業界ではデファクトスタンダードともいえるプラスの「PK-513L」です。
30,000円ちょっとなので、購入金額分の元は取れるんじゃないかと(まあ、裁断・スキャンの作業にかかる手間まで含めるとどうかという所もありますが・・・)。

スキャナとAcrobatはあるので、直接的なコストは裁断機のみ。

近いうちにまた引っ越すことになりそうなので、せっせとPDF化してみようと思います(後ろ髪を引かれながら)。